ヒストリカル(日本)

ことあげセず

ことあげセず

奈良朝、聖武帝から桓武帝まで6代に亘る帝の御代を描いた、大河ロマン。怨霊はなぜ生まれたか。なぜ、人に祟るのか。 皇女であり斎王でもあったイノエ内親王の生涯を軸に、平城の闇に切り込んでいく。温暖化や天災、努力しても報われぬ世の中、それは今の世の中と似ていないだろうか……。
奈良の時代を、異世界ファンタジーのように表現しようと思いました。しかし、実在の人物を描くからには、それなりの覚悟はありました。歴史書等に書かれたことがらを元に、それが起きた必然性をひたすら考え、執筆しました。また、時代の雰囲気を壊さぬよう、言葉選びにも気を遣いました。

[表紙絵]原田直次郎「騎龍観音」(護国寺 所蔵)

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石川五右衛門3世、但し直系ではない

石川五右衛門3世、但し直系ではない

不定期連載中

俺の名は、五右衛門3世。かの有名な大泥棒、石川五右衛門の甥だ。直系でないのが残念だが、仕方がない。釜茹でにされた伯父の跡目は、俺が継いだ。5歳のくそ生意気な幼女・おえんと、体は少年 心は子どもの独歩とともに、江戸のお宝を頂戴するぜ! あ。俺の心の弥勒菩薩は、俺んちの隣の、如信尼にょしんに様な。ちなみに、隣は縁切寺だぁ。

[表紙]歌川国貞「石川五右衛門 市川海老蔵」(1851)パブリックドメインQ

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いやしけよごと

いやしけよごと

太平洋戦争末期。南洋の島に派兵された青年たちは、『万葉集』の家持の歌に鼓舞され、絶望的ないくさを戦っていた。『万葉集』なんて、大嫌いだ! 吐き捨てる俺に、戦友の桐原は、それは違うと言った。大伴家持と、彼が心を捧げた聖武の息子・安積皇子。万葉の歌の秘密が、今、明かされる……。

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生き須玉の色は恋の色

生き須玉の色は恋の色

もの思へば沢の蛍もわが身よりあくがれいづる魂かとぞみる
和泉式部の歌を本歌取りした平安朝ライトノベル!

受領の娘・沙醐さこは、地方へ下る父と別れ、貴族のお屋敷「ほたる邸」にお仕えすることになった。虫を使って人の心を操る姫君に、男を破滅させるのが使命の姫。そして、生霊狩りが趣味の少年。彼女の3人のあるじ達は、ちょっと普通ではない。 空を飛んだり、虫取り網で生霊を捕獲したり、これが憧れていた貴族の生活なの?

Carol VanHook "fireflies" (cropped by Serimomo)

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