ヒストリカル(革命期)

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フィクション

※ここにある長編から抜粋した短編は「短編」ページの 歴史短編

汝、救えるものを救え「逃げろーーーっ!」

汝、救えるものを救え「逃げろーーーっ!」

連載中!

先の見えない今だからこそ、独裁者誕生の瞬間を知っておこう

ナポレオンのエジプト遠征からマレンゴまでを描きます。ほぼ史実に沿って流れていきます。但し最終部分は、一般的な解釈とは異なります。
ナポレオンはエジプトで変質したと言われます。情熱的な若き軍人から、仲間の屍の上に立つ独裁者へ。戦闘に加え、暑さと乾き、そして病。そこでは、人間の全てがむき出しになります。隠すことなどできません。
あまり語られることのないエジプト遠征、デルタ地帯の征服・上エジプトでの冒険・シリア遠征を経て、マレンゴまでが一直線に繋がっていきます。

[表紙イラスト]Bing Image Creator

 
 

オリエント撤退

オリエント撤退

シリアに遠征したナポレオン・ボナパルトは、敵のトルコ軍に対し残虐の限りを尽くし、またペストに罹った味方の兵士らを置き去りにした。ボナパルトの士官学校時代の同窓生で王党派の亡命貴族フェリポーは、英国海軍将校シドニー・スミスと組みボナパルトと戦うも、過労と熱病で死んでしまう。が、彼はエジプトの少年バキルに転生し、ボナパルト麾下のドゼに奴隷として買われる。同じ時間軸・地方に転生したフェリポー(バキル)は、再び王党派として、ボナパルトと戦うことを誓う。

※カクヨム「戦うイケメンコンテスト」中間選考突破(2022)

[表紙イラスト]Bing Image Creator

カクヨム

 
  
 

勝利か死か Vaincre ou mourir

勝利か死か Vaincre ou mourir

マレンゴでナポレオン軍を救い、戦死したドゼ。彼は高潔に生き、革命軍として戦った。一方で彼の親族は、ほぼすべて王党派であり、彼の敵に回った。ドゼの迷いと献身を、副官のジャン・ラップの目線で描く。「1798年エジプト・セディマンの戦い」「エジプトへの出航準備」、さらに3年前の「1795年上アルザスでの戦闘」と、遡って語っていく。

[表紙]Engraving by Fiesinger of a portrait by Jean-Urbain Guerin wiki

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負けないダヴーの作り方

負けないダヴーの作り方

若き日の「鉄の元帥」を、ユニークに描くキャラクター小説。

ダヴーが准将だった頃の物語。1975年マンハイム包囲戦で、ダヴーはドゼと出会う。人付き合いが苦手で部下にも同僚にも煙たがられているダヴーだが、ドゼだけは、温かくつきあってくれた。
1798年3月、ドゼがダヴーをボナパルトに紹介するまでを描く。史実に忠実な戦記でもある。Novel Days 版は画像入り。

「ダヴー、血まみれの獣、あるいはくそったれの愚か者 」で史実をご説明しています。

[表紙]Alexis-Nicolas Perignon (1834) wiki

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ナポレオン2世 ライヒシュタット公

ナポレオン2世 ライヒシュタット公

ナポレオン2世を主役に据えた、日本で初めての小説!! その全てを描きたい……130万語に迫る大河小説! 

ナポレオンの息子の伝記小説です。特にライヒシュタット公の言葉は積極的に引用しています。歴史的なイベントも取り込みました。
全てを持って生まれ、しかし何一つ自由にならなかったその生涯。彼には魅力がありました。ハプスブルク宮廷という黄金の檻に捕らわれた「高貴な囚人」には、監視人でさえ惹かれていきます。
早すぎる死への日々は凄絶でした。想像を絶する苦しみの中、彼は最後まで諦めませんでした。生と死の狭間の抜き差しならない真実がそこにはあります。
当時からの噂や、音楽・文芸・演劇なども参照しています。この小説は、ライヒシュタット公を生き続けさせようとするさまざまな人々の、優しいたくらみで構成されています。
系譜・図表

[表紙]司之々さんからの頂き物

カクヨム

 
  
 

黄金の檻の高貴な囚人

黄金の檻の高貴な囚人

「ナポレオン2世 ライヒシュタット公」のサイドストーリー集。ライヒシュタット公フランツを囲む人々の群像劇。短編集。

大叔父カール大公の秘めた恋とナポレオンとの友情/同じくヨーハン大公の身分を超えた恋と結婚/ブラジルに嫁いだ叔母レオポルディーネ/母マリー・ルイーゼとナイペルクの恋の顛末/ライヒシュタット公に最期まで付き従った副官のモル。
これらの人々を主軸に、父ナポレオンの絶頂期からウィーン3月革命までを俯瞰して描く。画像入り。

[表紙画像]Sara Biljana Gaon (off) "Caged Bird" flickr

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「ドン・カルロス」異聞

「ドン・カルロス」異聞

シラーの戯曲、ヴェルディのオペラにもなった物語をベースに。

父王に疎まれ、行動の自由を許されない王子、カルロス。彼には、強く思い、思われる親友、ロドリーゴ・ボーサがいた……。16世紀スペイン、友情と愛と戦いの物語。
250年以上を経て、カルロスとロドリーゴの友情に憧れたプリンスがいた。ウィーン宮廷に幽閉されていたナポレオンの息子、ライヒシュタット公である。カクヨム版では、彼と架空従者の友情物語を入れ子構造で描く。
チャットノベルの NOVEL DAYS 版では、コミカルなやり取りに加え、明るい結末に改変した。

[表紙]Friedrich Precht "Don Carlos"(1859) wiki

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史実

ブログ「せりももPlus」

ブログ「せりももPlus

不定期更新中!

「歴史小説を制作する過程で、史実とフィクションの区別を明確にする責任を感じました。私自身の忘備録も兼ねて、調べたことをまとめてあります。フランス革命概略、革命戦争、亡命貴族とイギリスとの関係などについて述べ、この後、ライヒシュタット公周りの人物についてもご紹介したいと思っています。
「カテゴリ」にテーマごとにまとめてあります。

[表紙]Johann Ender "Portrait of the Duke of Reichstadt with archduke Franz Joseph and princess Maria Carolina of the Two-Siciles." wiki

ブログ

 
  
 

三帝激突

三帝激突

不定期更新!

チャットノベルです。
従来、フランス視点でばかり語られがちだったフランス革命に端を発する混乱期を、ドイツ、ロシアからの視点も交えて語ります。史実に忠実です。あと、私はナポレオンが嫌いです。「ナポレオン2世 ライヒシュタット公」を書く為に調べたけど、小説では使わなかった父ナポレオンの時代をお焚き上げ。忘れちゃったらもったいないです。だって、キャラ濃い人が多すぎる……。
と思ってたら、どんどん沼にはまっていって……それも、戦争やら革命やら、イケメン将校やら……。今後どこへ行くかは、私にもわかりません。
これ、学生さんに役立つといいな……。

[表紙]素材:フランツ帝(wiki)ナポレオン(wiki)アレクサンドル1世(wiki)

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ダヴー、血まみれの獣、あるいはくそったれの愚か者

ダヴー、血まみれの獣、あるいはくそったれの愚か者

「負けないダヴーの作り方」史実編

史実の身を豊富な図入りで、チャットノベル形式でまとめました。革命戦争勃発からの流れも追っています。
タイトルはナポレオンが初対面のダヴーを表した言葉 'une foutue bete’を二通りの訳語で翻訳したものです。

[表紙]Bénédict Masson "Portrait du maréchal Davout, prince d'Eckmühl (1770-1823). Dessin." wiki

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「ナポレオン2世ライヒシュタット公/スウィート・フランツェン」

「ナポレオン2世ライヒシュタット公/スウィート・フランツェン」」

「ナポレオン2世 ライヒシュタット公」の第2章(子ども時代編)を、チャットノベルに。

父ナポレオンやフランスへの思慕、そして、再教育を担う家庭教師達との熾烈な争いを描きます。また、子どもらしい、かわいいエピソードも満載です。画像を豊富に収録しています。

[表紙]Thomas Lawrence"Napoléon-François-Charles-Joseph Bonaparte, (1811–1832), styled King of Rome, later Duke of Reichstadt" wiki

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